Renault:仏ルノー、中国のEVメーカーに資本参加

仏自動車大手のルノーは17日、中国の江鈴汽車(JMCG)の電気自動車(EV)子会社JMEVの株式の50%を取得し、中国のEV事業をJMCGと共同で行うと発表した。取引額は10億人民元(約1億2,850万ユーロ)。これにより、ルノーは中国のEV市場における地位を強化する。また、JMCGはルノーの経営資源を活用してJMEVの発展につなげる。

JMEVは2015年の設立で、江西省の南昌に拠点を置く。「EVeasy」ブランドで廉価なセダンやSUVのEVモデルを展開している。年産能力は15万台。ルノー以外の出資はJMCGの37%、中国農業開発建設基金の13%となる。

ルノーとJMCGは昨年12月に戦略提携を発表していた。

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