Autoliv:スウェーデンのオートリブ、4-6月期は減収減益

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブが19日発表した2019年4-6月期(第2四半期)連結決算は、売上高が前年同期比2.6%減の21億5,500万米ドル、営業利益は26%減の1億7,000万米ドルに低迷した。世界的な自動車生産の後退と、原材料費の高騰が影響した。営業利益率は10.4%から8.5%に低下、キャッシュフローは2億100万ドルのプラスから2,100万ドルのマイナスに激減した。

上半期ベースでも、売上高は前年同期比2.8%減の43億2,900万ドル、営業利益は28%減の3億4,300万ドル、営業利益率は2.6ポイント減の8.1%、キャッシュフローは53%減の1億3,300万ドルに落ち込んだ。

同社では業績悪化を受け、4-6月期に従業員1,208人を削減したほか、さらに全従業員の5%に当たるリストラを計画している。2019年通期の見通しについて、売上高は単体ベースで1~3%の増加、連結ベースで1%減~1%増、営業利益率で9%~9.5%を見込んでいる。

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