Continental:独コンチネンタル、中国・蕪湖のパワートレイン部品工場を拡張

独自動車部品大手のコンチネンタルは18日、中国安徽省の蕪湖市にあるパワートレイン部品工場の拡張工事を終え、開所式を行ったと発表した。約2,800万ユーロを投じて施設面積を2万4,000平方メートルに拡大し、22の生産ラインを導入した。新規雇用は600人。環境性能の高い自動車の需要の高まりを受け、熱管理システム部品や、内燃エンジン車や代替燃料車向けのセンサーやアクチュエーターを生産する。

コンチネンタルによると、新工場の主要製品はクーラント・フロー・コントロール・バルブ(CFCV)。これは暖房と冷房の回路を柔軟に相互接続し、熱や冷気の利用最適化を図るための部品となる。

新工場は「スマート・ファクトリー」のコンセプトを採用しており、無人構内搬送車(AGV)やシンプルな簡易自動化(LCA)をの生産ラインが導入されている。

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