ポーランドのバス製造大手ソラリスは12日、イタリアで電気バス30台を受注したと発表した。電気バス「ウルビーノ12
エレクトリック」および充電設備をベネチアの交通事業者ACTV
SPAに供給する。契約規模は総額2,000万ユーロを超える。電気バスおよび充電設備は2020年末までにすべて納入する。ベネチアにはこれまでにバス18台を納車した実績があり、うち10台は圧縮天然ガス(CNG)バスだった。
ACTV
SPAは、「ウルビーノ12
エレクトリック」の調達により、リド島とペレストリーナ島で運行しているディーゼルバスを全面的に電気バスに置き換える。
ソラリスは電気バスに加え、パンタグラフによる急速充電設備9基、プラグインバッテリー充電設備6基、移動式プラグインバッテリーチャージャー1基も納入する。
ACTV
SPAが調達するバスは、総容量116kWhの充電池を装備しており、プラグイン式の充電に加え、屋根に設置したパンタグラフからも充電することができる。