VW、3Dホログラフィーの新興企業に出資

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)はこのほど、3次元(3D)画像のテクノロジー会社SeeReal

Technologiesに少数株主として資本参加したと発表した。同社の技術の活用により、自動車向けの拡張現実(AR)ヘッドアップディスプレーなどが可能になる。

例えば、ヘッドディスプレーの情報を周囲の環境に合わせてまるで現実に溶け込んでいるような形で立体表示したり、電話相手をホログラムで表示したり、車内で立体表示のテトリスなどのゲームで遊ぶことができるという。このようなシステムが実用化されれば、従来のインパネ(計器盤)が不要になる可能性もあると指摘している。

SeeReal

Technologiesは、ルクセンブルクに本社を置き、ドイツのドレスデンに研究開発(R&D)拠点を持つ。VWグループとは2018年末から研究分野で協力関係にある。

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