独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは米ラスベガスで3月10日~14日まで開催された建設機械見本市「CONEXPO」に、建設機械が持続可能な社会に貢献するソリューションを出展した。建設現場における粉塵や排出ガス、近隣への騒音など様々な問題に対し、建機の「効率性」、「電動化」、「スマート稼働」の3つを軸として解決していくことを目指している。
「効率性」では、建機の様々なタイプや技術レベルに応じてオーダーメイドの駆動方法を提示する取り組み「ベスト・チョイス」を通じ、個々の顧客に最も効率的なシステムを提案する。「電動化」では同社が目標として掲げる「ビジョン・ゼロ」に沿い、排気ガスや交通事故、技術的欠陥のないモビリティ社会の実現を目指す。「スマート稼働」では安全性とコネクティビティに重点を置いた工事技術を提案している。