スカニアの電気トラック、ノルウェー食品卸大手から75台受注

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は18日、ノルウェーの食品卸大手ASKOから電気駆動トラックを受注したと発表した。2022年にかけて最大75台を納車する。車種などの詳細は今年後半に発表する予定。

スカニアは二酸化炭素排出量の削減に向けた数値目標の取り組みで、自社内の削減目標に加え、顧客に販売する車両についても達成すべき目標値を定めており、ASKOとの契約はその具体例となる。ASKOは今年初めにスカニアから水素燃料トラックを4台、2月には電気トラックを2台調達している。

スカニアは今後、バッテリー重量を変えずに航続可能距離を伸ばせる新技術を導入するとともに、電気駆動およびハイブリッド(HV)タイプのトラックやバスのラインナップを拡充し、大型商用車の電動化需要に対応していく方針を示している。

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