Daimler/Mitsubishi Fuso

独自動車大手ダイムラー は5日、子会社の三菱ふそうトラック・バス がイギリスで電気駆動小型トラック「eキャンター」を顧客に納車したと発表した。納車先の1つは英ガス供給大手カロールで、ロンドン中心部の超低排出ゾーン(Ultra Low Emission Zone)におけるプロパンガスボンベの運搬業務などに「eキャンター」を投入する。「eキャンター」は、環境に優しいゼロエミッションのEVトラックで、都市部の騒音・排ガス問題を解決するために開発された。総重量は7.5トン、フル充電で100キロメートル以上を走行できる。現在、イギリス国内で16台利用されている。また、ニュ-ヨーク、ロサンゼルス、東京、ベルリン、アムステルダム、パリ、コペンハーゲン、リスボンでも利用されており、総数で150台を超えている。なお、欧州・北米市場向けは、ポルトガルのトラマガル工場で生産している。

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