ボルボが4,100人削減、コロナ禍による需要低迷で

スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による商用車の需要低迷を受け、世界で従業員約4,100人を削減する。16日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、同社のマーティン・ルンドステット社長は今回の措置について、短・中期的に需要低迷が続く見通しであり、対応する必要がある、と説明している。同時に、新しい技術や事業モデルの開発に一層注力する意向も示した。

同紙によると、ボルボは2020年下半期に約4,100人を削減する計画で、うち、母国スウェーデンでは約1,250人が影響を受ける見通し。また、削減対象のうち顧客相談業務が約15%を占めている。

ボルボ・グループは、世界に約10万4,000人の従業員を抱えている。

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