独ラインメタル、電動真空ポンプを大型受注

独軍需・自動車部品大手ラインメタルの自動車部門ラインメタル・オートモーティブは6日、大手自動車メーカーから電動真空ポンプの大型受注を獲得したと発表した。契約規模は総額で2億5,000万ユーロとなる。当該ポンプは、中国の上海に拠点を置くラインメタル・オートモーティブの合弁会社ピーアブルク・華域・ポンプテクノロジー(PHP)が生産し、顧客が中国工場で生産するプラグインハイブリッド車向けに出荷する。

PHPは、昨年からすでに当該部品の生産を開始している。新型コロナウイルスの影響で3月、4月は生産規模を縮小していたが、現在は通常の生産体制に戻っている。出荷先の顧客の需要もほぼ計画通りであるという。

この電動ポンプは、傘下のピーアブルクがドイツで開発した。2017年から今回受注した顧客向けに出荷してきた。

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