独自動車大手のダイムラーは22日、メルセデスベンツにおける駆動装置関連の事業を社内の新組織「メルセデスベンツ・ドライブ・システムズ」に集約すると発表した。開発、生産に加え、物流、品質管理、生産計画、調達などの横断型機能を持つ組織とする。
メルセデスベンツは、二酸化炭素(CO2)ニュートラルの移動(モビリティ)を目指す中で、内部組織の再編により、駆動システムの転換をより迅速かつ効率的に推し進めていく。また、関連組織の集約により、標準化やプロセス統一などを推進することで相乗効果も見込んでいる。
新組織は今後、グループ内のシステムサプライヤーとして、エンジン、変速機、バッテリー、電気駆動装置のほか、これらに属するハードウエア、ソフトウエアに関するテーマを包括する。