独ヘラーのブレーキ部品合弁、BMWにワンピース構造のディスクを供給

独自動車照明・電子部品大手のヘラーは19日、ブレーキ部品大手のTMDフリクションとの合弁会社ヘラー・パジッドを通じ、BMW向けのブレーキディスクのラインナップを拡充すると発表した。新たにワンピース構造のディスク製品を投入し、これまでの2ピース構造のブレーキディスクとの代替を進める。

新しいブレーキディスクは高炭素ネズミ鋳鉄製で、制動性や耐腐食性、冷却性に優れる。2ピース製品に比べコストを抑えられるため、整備事業者と顧客の双方にメリットがある。

ヘラーは今年末からBMWの70のモデルに18種類のワンピース・ブレーキディスクを供給していく。対象は「1シリーズ」から「8シリーズ」、「Z4ロードスター」および「X3」から「X7」までのSUVシリーズも含まれる。将来的にはBMWの全モデルに拡大していく予定という。

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