独ガソリンスタンド大手のアラルは7月24日、同社がドイツで運営するガソリンスタンド網の約30カ所に計100基を超える急速充電ポイントを今後12カ月以内に整備する計画を発表した。充電インフラは独自に運営し、100%再生可能エネルギーを供給する。
同社が整備するのは、ハイパワー・チャージャー(HPC)またはウルトラ・ファスト・チャージャー(UFC)と呼ばれる最大出力350キロワットの急速充電インフラで、10分以内に航続距離で最大350キロメートルの電力を充電することができる。
主に、高速道路や連邦道路沿い、大都市にあるガソリンスタンド約30カ所に設置する。各スタンドに充電スタンド2基を整備する計画で、ガソリンスタンド1カ所あたり電気自動車4台が同時に充電することができる。
決済は、クレジットカードやQRコード決済、アラルの法人向け決済カードなど複数の支払い方法から選択することができる。2021年からはアラル独自の電動車向け決済アプリも提供する計画。