独ベリタス、会社更生手続きを開始

独自動車部品メーカーのベリタスはこのほど、ハーナウ地方裁判所が7月28日にグループ会社4社について会社更生手続きを開始したと発表した。ベリタスは4月にすでに仮手続きを開始しており、これまで事業を継続しながら、投資家探しや事業再建に取り組んできた。管財人のヤンマークス・プラートナー氏によると、戦略投資家や資本投資家からベリタス・グループの一部または全体に関心が寄せられている。

対象となるのは、Veritas AG、Veritas Thueringen GmbH、Veritas Sachsen GmbH、Poppe GmbHの4社。中国、メキシコ、米国、ボスニア、トルコ、オーストリア、ハンガリーの国外拠点も含まれている。

ベリタスは、燃料配管などを生産している。グループ従業員数は約4,400人で、欧州、中国、北米に12の拠点を持つ。また、工場は、ドイツ(5工場)、中国、メキシコ、オーストリア、ボスニア、ハンガリー、トルコに11工場を持つ。

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