2020/9/4

企業情報 - 自動車メーカー

独ポルシェ、定額料金サービス開始

この記事の要約

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは8月31日、新しい定額料金サービス「ポルシェ・ドライブ・アボ(Porsche Drive Abo)」をドイツで直ちに開始すると発表した。使用期間の短いポルシェの中古車を1カ月あたりの […]

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは8月31日、新しい定額料金サービス「ポルシェ・ドライブ・アボ(Porsche Drive Abo)」をドイツで直ちに開始すると発表した。使用期間の短いポルシェの中古車を1カ月あたりの定額料金で利用できるサービスで、最初の契約期間である6カ月以降は、3カ月前に通知すればいつでも契約を終了したり、車両を交換したりすることができる。

ポルシェは新サービスにより、自動車ニーズの変化に対応する。特に若い年齢層では、自家用車の保有率が低下しており、生活環境やイベントなどの状況に応じて柔軟に自動車を利用したいと考えるユーザーが増えている。

新サービスは、契約時の初回料金はなく、1カ月あたりの料金はモデルによって異なる。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、価格は約1,400ユーロからに設定されている。走行距離は1カ月あたり1,250キロメートルを上限としており、燃料費は自己負担となるが、その他の保守サービスや車検、消耗部品の交換、季節毎のタイヤ交換、自動車税、登録手続き、自動車保険などの料金は1カ月あたりの料金に含まれている。

新サービスは国内のポルシェ・センターで利用することができる。将来は、オンラインの販売チャネルでも当該サービスを利用できるようにする計画。

ポルシェはこれまで、時間単位や1日・週末などの短期間のレンタルサービス「ポルシェ・ドライブ・レンタル(Porsche Drive Rental)」と契約期間が12カ月からのリースサービスを提供してきた。この両サービスの間に位置するサービスとして、定額料金の新サービスを提供し、幅広い自動車利用のニーズに対応する。

ポルシェでは、定額サービスの本格導入に先駆けて、ポルシェのデジタル技術子会社ポルシェ・デジタルと様々なメーカーの定額料金サービスを提供するミュンヘンの新興企業Clunoが共同で1年間のパイロットプロジェクト「ポルシェ・インフロー(Porsche inFlow)」を実施した。新サービスでは、パイロットプロジェクトで得た経験を生かしていく。