独コンチネンタル、CO2規制及びVECTOの情報提供サイトを開設

独自動車部品・タイヤ大手のコンチネンタルは10日、欧州連合(EU)が定めた大型商用車(トラック・バス)に関する最新のCO2排出規制と、車両エネルギー消費計算ツール(VECTO)の詳細を説明するサイト(マイクロサイト)を開設したと発表した。

タイヤは燃費を大きく左右し、CO2排出量に影響することから、特にフリート管理者への情報提供を拡充した。動画やインフォグラフィックなどを用い、規制の内容やVECTOの運用方法、事業者への予想される影響のほか、車両タイプやタイヤ、燃費と排出量との関係などを説明している。

EUは域内で販売される新車を対象に、CO2排出量を2030年までに19年比で30%削減することを目指す。また、25年までの中間目標として19年比で15%の削減を目標としている。欧州議会は、EUの道路輸送分野におけるCO2排出量の25%が大型商用車によるものと指摘している。

上部へスクロール