ボルボ・カーズ、グリーン・ファイナンス・フレームワークを設立

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは9月24日、環境問題の解決に寄与する投資への資金調達を目的とする「グリーン・ファイナンス・フレームワーク」を設立したと発表した。同フレームワークに沿ってグリーンボンド(環境債)の発行やグリーンローン(環境目的の融資)による資金調達を進め、CO2排出量削減と車両ラインナップの電動(EV)化を積極的に推進していく。

同フレームワークはノルウェーの環境評価機関CICEROから最高評価にあたる「ダークグリーン」を取得している。調達した資金は、電気自動車(EV)の新モデルやEV専用プラットフォーム、EVパワートレイン、バッテリーの開発および生産能力増強に充る。

同社は2025年までに世界販売の半数をEV、残りをハイブリッド車(HV)とする方針を示している。車両1台当たりのCO2排出量を同年までに18年比で40%削減し、40年には排出量ゼロを達成することを目指している。

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