オーストリアの自動車部品大手ベンテラーは10月28日、ドイツのシュヴァンドルフ工場の生産面積を約7,500平方メートル拡張すると発表した。これはサッカー用コートよりやや広い面積に相当する。拡張工事は2020年秋に完了する計画。2021年半ばには生産を開始する予定。
工場の拡張は、ドイツの自動車メーカーからバッテリートレイを受注したため。同工場は、ベンテラーの自動車部門の工場で、従業員約650人が勤務している。
拡張工事は2回目で、ベンテラーは2018年10月にもシュヴァンドルフ工場の生産面積を約50%拡大し、ドイツの工場でのバッテリートレイの生産を開始した。
ベンテラーのバッテリートレイはアルミニウム製で、同社の軽量化技術のノウハウが活かされている。