独自動車部品大手のボッシュはこのほど、独化学大手BASFの子会社BASFデジタルファーミングと合弁会社を設立すると発表した。同合弁を通して、世界市場向けに農業向けのデジタル技術を販売していく。11月10日に合意書に署名した。2021年第1四半期に、ドイツのケルンに新会社を設立する予定。
ボッシュは合弁会社に、ハードおよびソフトウエア、デジタルサービスに関するノウハウを投入する。BASFデジタルファーミングは、同社のデジタル農業ブランド「xarvio(ザルビオ)」のデジタル・ソリューションを投入する。当該ソリューションは、生産者が最も効率的かつ持続可能な方法で作物を生産できるように、各圃場の状況に応じたリコメンデーション(推奨作業)を提供する。