独自動車部品大手のヘラーは11日、リトアニアのカウナスにある電子部品工場を拡張すると発表した。電子部品の需要拡大を見込み、今後数年間で生産能力を継続的に増強していく。長期的な生産能力の拡大に5,000万ユーロ前後を投資する計画で、従業員数は将来的に430人まで増やす予定。
カウナス工場は2018年8月に操業を開始した。様々な電子部品を生産している。現在は、センサーやアクチュエーター、照明用電子部品を生産しており、従業員180人超が勤務している。
拡張の第1段階では、総床面積を約2万2,000平方メートルに広げる。当該工事には、生産、オフィスのスペースのほか、実験施設(約1,000平方メートル)が含まれている。2021年夏には、例えば、エネルギー管理分野の部品など、新しい電子部品の量産を開始する計画。