独軍需大手ラインメタル、チェコGSGと戦略提携

独軍需・自動車部品大手のラインメタルは11月26日、チェコの産業・軍需会社チェコスロヴァク・グループ(CSG)と戦術軍用車両の分野での協力について覚書(MoU)を締結したと発表した。両社は、トラックメーカー、タトラが本社を置くチェコ東部のコプシヴニツェにある産業地区に合弁会社を設立する。新合弁会社は、「タトラ」ブランドを使用して事業展開する計画。

ラインメタルとCSGは今回の戦略提携を通して、ドイツとチェコの防衛分野における技術交流を進め、ポーランド、ハンガリー、チェコで構成されるヴィシェグラード4カ国や他の国々でプロジェクトを実施していく。

また、ラインメタルは今後、CSGを産業パートナーとして、チェコの他の軍需企業と共に、ラインメタルのサプライチェーンに組み込んでいく。

独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』によると、中東欧諸国では軍隊の近代化に大きな需要がある。

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