マレリが独ケルンに工場設置、EV用ドライブトレイン生産

自動車部品大手のマレリ(本社:埼玉)は11月26日、独ケルンに電気自動車(EV)用ドライブトレインの工場を建設すると発表した。生産施設の面積は1万8,000平方メートルで、将来の拡張も見込む。稼働開始は2021年上期の予定。当初は約160人を雇用し、同年末までに最大60人を追加雇用する計画だ。

マレリはケルンを選んだ理由として、eモビリティ産業の中心地であり、高度なスキルを持つ人材が豊富なことをあげた。同地ではドイツフォードが既存工場を改築してEV生産に乗り出す計画が伝えられている。

マレリは昨年5月、カルソニックカンセイが欧州自動車大手FCAの自動車部品部門マニエッティ・マレリを買収し、ブランドを統一して発足した。

上部へスクロール