Mann+Hummel

独自動車・産業用フィルター大手のマン・ウント・フンメル(M+H) は11月24日、英ウルヴァーハンプトンのヒルトン・クロス・ビジネスパークにある中核工場を閉鎖すると発表した。同工場の生産は、2022年末までに完全に停止し、欧州域内の他の工場に移管する予定。今回の措置により従業員約230人が影響を受ける。M+Hは今回の決定について、厳しい市場環境や売上高の減少、欧州の自動車産業の構造的な転換が背景にあり、同工場の競争力強化に向けて様々な可能性を模索してきたが、コスト削減や他の対応策では生産規模の落込みを相殺できないと判断した、と説明している。

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