スウェーデン商用車大手のボルボ・グループは12月17日、仏建設大手のエファージュに、電気トラック「ボルボFEエレクトリック」と、電動小型パワーショベル「ボルボECR25」を納入したと発表した。フランス市場に投入するのは初めてとなる。
納入した「FEエレクトリック」は仏北西部のブランヴィル=シュル=オルヌにあるボルボの工場で製造された。電動クレーンを備えた特装モデルで、1日約150キロメートル走行できる。「ECR25」は東部のベレー工場で生産する。1回の充電で約4時間作業ができる。
エファージュは低炭素戦略を掲げており、これらの機材をパリ周辺の鉄道網拡充工事プロジェクト「グラン・パリ・エクスプレス」に投入する予定という。