Volkswagen

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は1月29日、ドレスデンにある「ガラスの工場」と呼ばれる近代的な工場で電気自動車「ID.3」の量産を開始した。「ID.3」の量産はドイツのツヴィッカウ工場に次いで世界で2カ所目となり、電気自動車用のモジュール式プラットフォーム「MEB」をベースにした電気自動車の生産では世界で4番目の工場となる。「MEB」モデルの生産は、ドイツのツヴィッカウ工場が初めてで、2020年末には中国の安亭鎮と仏山市の2工場でも開始した。これらの3工場とドレスデン工場を合わせた4工場の生産能力は年間で最大90万台以上となる。さらに、ドイツのエムデン工場とハノーバー工場、米国のチャタヌーガ工場でも「MEB」モデルの生産に向けた準備を進めている。

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