独自動車大手のオペルは4月23日、姉妹ブランドである英ボクスホールが英国の施設管理サービス会社ミティエに小型商用車の電気自動車「ヴィヴァーロe」を655台、出荷する大型受注を獲得したと発表した。
ミティエは2021年に電気自動車の保有台数を計2,021台に拡大する計画で、ボクスホール「ヴィヴァーロe」の調達も当該計画の一環に位置づけられる。
「ヴィヴァーロe」は車載電池2種類を用意しており、75キロワット時の電池では、一回のフル充電で最大330キロメートル(WLTP)を走行することができる。50キロワット時の電池では、航続距離が最大230キロメートル(WLTP)となる。リチウムイオン電池は床下の車軸の間に配置されており、積載容量は約1,200キログラムを確保している。
ボクスホールは2020年7月に、英ブリティッシュガスから「ヴィヴァーロe」を1,000台受注したと発表した。また、有機野菜・果物を配送するリバーフォード(Riverford)からも「ヴィヴァーロe」10台を受注している。