独自動車部品メーカーのフィッシャー・オートモーティブは10日、セルビアのヤゴディナに建設した新工場の開所式を行った。新工場の建設により、欧州における生産能力を大幅に拡大する。
新工場では換気用ノズルを生産する。製品は、メルセデスベンツやフォルクスワーゲン(VW)・グループ、BMWなどの自動車大手に供給する予定。
新工場の床面積は8,500平方メートルで、射出成形、組み立て、物流、管理のスペースがある。従業員数は将来的に、最大450人となる予定。
フィッシャー・オートモーティブは、自動車の内装部品を製造しており、樹脂加工を得意とする。換気用ノズルのほか、ドリンクホルダーや収納ボックスなどを生産している。