ポルシェ・エンジニアリング、ルーマニアに2カ所目の研究開発拠点を開設

独高級スポーツカーメーカー、ポルシェのエンジニアリングサービス子会社ポルシェ・エンジニアリングは15日、ルーマニア西部のティミショアラに同国で2カ所目となる研究開発拠点を開設すると発表した。これにより、インテリジェントなコネクテッドカーの開発を強化する。

ポルシェ・エンジニアリングは2016年に、ルーマニア北西部のクルジュ=ナポカに同国で最初の研究開発拠点を設立した。同拠点には現在、従業員約250人が勤務している。

ティミショアラの新拠点では、2021年内に従業員約50人の採用を目標にしている。中期的には200人に増員する計画。特に、自動車関連の様々なプロジェクトに携わるソフトウエア開発者の採用に注力する方針。また、自動運転機能、機械学習、仮想エネルギー管理などのトレンド分野も重視している。

ティミショアラには複数の工科大学があり、優秀な人材の確保が容易であることも利点。ポルシェ・エンジニアリングは、ティミショアラ大学やティミショアラ工科大学との共同プロジェクトも計画している。

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