独自動車大手アウディは22日、2026年から世界市場に新たに投入する新モデルをすべて純粋な電気自動車にすると発表した。気候中立財団が開催した気候会議で、アウディのマークス・デュースマン社長が明らかにした。
ラインアップの電動化を加速する戦略で、2025年までに電気自動車のラインアップを20モデル以上に拡充する。また、充電インフラの整備やエネルギー会社との協力による再生可能エネルギーの普及促進にも注力していく方針を示している。
内燃エンジン車の新モデルは2025年の市場投入が最後となり、2033年までに生産を段階的に縮小していく。なお、中国では、2033年以降も内燃エンジン車の需要があるとの予測から、現地生産モデルの販売を継続する可能性があるとした。
また、内燃エンジン車の生産を終えるまでは、現行世代のエンジンの改良を継続すると強調した。