独自動車工業会(VDA)は5日、2021年通期の乗用車生産予想を前年比3%増の360万台に下方修正した。これまでは、前年比13%増の400万台を予想していた。半導体の供給不足を受け、生産が予想を下回っていることを受けた措置。
VDAによると、6月の国内生産は24万7,400台にとどまり、前年同月に比べ19%減少した。1~6月の累計は、前年同期比16%増の約170万台だった。
輸出も6月は前年同月比6%減の20万1,500台にとどまった。1~6月の累計は、前年同期比20%増の約130万台だった。