ノルウェー自動車部品大手のコングスバーグ・オートモーティブ(KA)は10日、同社のパワートレイン&シャシ(P&C)部門が中国最大のOEM企業の子会社からトランスミッション制御装置を受注したと発表した。受注規模は2,140万ユーロ。同社の中国現地法人であるコングスバーグ・オートモーティブ・モールス・上海(KAMS)を通して2023年から年約300万ユーロ規模の製品を7年間供給する。
KAのシフトケーブル「Silverline」を備えたモジュラー式マニュアル変速機を供給する。同製品の使用により、トラックのギアチェンジを無駄なく確実に行うことができ、ドライバーの快適性が向上するという。
P&C部門を統括するボブ・リードフォード氏は「今回の受注獲得により中国のトラック市場における事業基盤をさらに強化できる」と述べた。