伊ブレーキシステム大手のブレンボは11月23日、デンマーク子会社のSBSフリクションと協力し、環境性能を高めた二輪車用ブレーキパッド製品を開発すると発表した。持続可能なモビリティの実現を目指す全社的な取り組みの一環となる。2024年までに、アフターマーケット市場向けの交換パッドを順次、新製品に置き換える。
両社は材料の新開発および製造工程の見直しで知見を持ち寄る。新製品の開発と併せ、独自の規格をアフターマーケット向けの交換部品、その後OEM供給部品にも導入する方針だ。
ブレンボはまた、四輪車市場で培ったノウハウをもとに、二輪車用製品においても持続可能なイノベーションを加速するとしている。