独ダイムラーの乗用車・小型商用車子会社メルセデスベンツ は5日、電動(EV)ミニバン「EQV」のキャンピングカーモデルを発表した。モーターホーム(フルコンバージョン・キャンピングカー)分野の電動化を強化する。新モデルの車載電池容量は、60キロワット時(kWh)と90キロワット時(kWh)の2種類を用意する。90キロワット時(kWh)の場合、1回のフル充電で326~363キロメートル(WLTPモード)を走行できる。内装はモジュール式で、ポップアップルーフやベッドユニット、キッチンなどを設定できる。また同モデルは次世代インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載しており、快適で安全な運転をサポートする。なお、「EQV」の改造はスイスのキャンピングカービルダーSortimo Walter Rueeggが担当する。