独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3月29日、韓国のソフトウエア開発会社ストラドビジョン(StradVision)の資本の6%を取得したと発表した。これにより自動運転機能における周辺環境の認識技術を強化する。
ストラトビジョンは自動運転車や運転支援システム向けの人工知能(AI)を活用した画像処理技術を持つ。悪天候や照明環境が悪い中でも、車両や車線、歩行者、動物、交通標識など車両周辺の交通インフラや参加者を正確に認識することができる。
ストラトビジョンのソフトウエアは、深層学習(ディープラーニング)を基盤とした認識アルゴリズムを活用しており、必要な保存容量が比較的小さく、エネルギー消費も少ないのが特徴。また、様々なハードウエアプラットフォームに適応できる利点もある。