独自動車部品大手のコンチネンタルは3月30日、運転支援システムと自動運転技術の開発を強化するため、ドイツ南部にあるメミンゲンとノイウルムの2拠点に投資すると発表した。メミンゲンにある拠点を拡張し、ノウウルムには新しい中核拠点を開設して近郊の3拠点に分散している従業員を集約する計画。今後3年間で両拠点に約7,500万ユーロを投資する。
メミンゲンには、新しい開発キャンパスを建設する計画で、3月30日に鍬入れ式を行った。同キャンパスでは従業員最大150人が勤務することができる。2023年半ばに完工・入居できる見通し。
ノイウルムには、従業員約700人が勤務することができる新拠点を建設し、現在、ノイウルムやウルムにある3拠点に分散している従業員を集約する。新拠点は2022年12月に着工し、2024年に完成する予定。ノイウルムの新拠点には約5,000万ユーロを投資する。ウルムとノイウルムにある既存の拠点では、2013年から従業員約600人が運転支援システムや自動運手技術の研究開発に取り組んでいる。