ドイツ乗用車新車登録、4月は21.5%減少 1/3

ドイツ連邦陸運局(KBA)は4日、2022年4月の国内乗用車新車登録が18万264台となり、前年同月に比べ21.5%減少したと発表した。長引く半導体不足が新車販売市場に影響している。1~4月の累計は、前年同期比9.0%減の80万6,218台だった。

ブランド別の4月の登録台数では、ドイツ勢はポルシェ(3.9%増)が前年同月を上回ったが、他のメーカーはいずれも2ケタの減少だった。

国外ブランドは、ポールスター(203.2%増)、テスラ(34.3%増)、起亜(26.5%増)が前年同月を上回ったが、大部分の国外ブランドは前年同月を下回っている。

日本勢は、三菱自(29.5%増)、トヨタ(6.1%増)、レクサス(0.5%増)が伸びた一方、ホンダ(1.8%減)、マツダ(38.4%減)、日産(14.1%減)、スバル(25.1%減)、スズキ(36.3%減)は前年同月に比べ減少している。

燃料別の4月の登録台数は、純粋な電気自動車(BEV)が前年同月比6.9%減の2万2,175台(市場シェア:12.3%)、ハイブリッド車は前年同月比11.4%減の5万6,786台(市場シェア:31.5%)、うち、プラグインハイブリッド車は前年同月比19.6%減の2万1,697台(市場シェア:12.0%)だった。

ガソリン車は、前年同月比27.8%減(市場シェア:36.1%)、ディーゼル車も前年同月に比べ29.7%減少した(市場シェア:19.6%)。

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