中国の自動車・バッテリー大手の比亜迪汽車(BYD)は1日、スウェーデンとドイツにおける乗用車の販売ディーラーとしてスウェーデンのヘディン・モビリティ・グループ(以下、ヘディン)と提携したと発表した。ヘディンは、BYDの乗用車の販売やアフターセールスサービスなどを提供する「ディーラー・プラス(Dealer+)」事業を両国で展開していく。
ヘディンはスウェーデンでは傘下のディーラーグループHedin Bilを通してBYDモデルを販売する。ドイツでは現在、さまざまな地域でトップディーラーの選定を進めている。
8月中に両国で販売用のウェブサイトを開設し、9月には販売モデルの情報を発表する予定。また、10月にスウェーデンのストックホルムに開く販売店を皮切りに両国のさまざまな地域に販売店を展開していく。2022年第4四半期にはBYDモデルの納車を開始する予定。
ヘディンはドイツを含む8カ国で230を超えるディーラーを運営しており、特に北欧に強い。2021年は12万5,000台を販売した。