中国NIO、ハンガリーにバッテリー交換ステーション工場を開設

中国の電気自動車メーカー上海蔚来汽車(NIO)は7月29日、ハンガリー中部のペシュト県に工場を開設すると発表した。同工場は、欧州市場向けにバッテリー交換ステーションを生産するほか、アフターセールスサービスも提供する。電力製品の研究開発機能も持ち、バッテリー交換ステーションを運営するための研修も実施する。

当該工場はNIOにとって初めての国外工場となる。面積は約1万平方メートル。9月に操業を開始する予定。

NIOは昨年、ノルウェー市場に進出し、電気自動車の販売とバッテリー交換ステーションの運営を開始した。同国では2022年末までに20カ所のバッテリー交換ステーションを整備して、5都市とその主要道路をカバーする計画。

2022年下半期には、ドイツ、オランダ、スウェーデン、デンマークへの進出を計画している。これらの国々でも電気自動車を販売すると共に、バッテリー交換ステーションや充電インフラを整備していく。

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