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2022/9/23

総合 – 自動車産業ニュース

商用車見本市IAA開幕、世界42カ国から1402社・機関が出展

この記事の要約

ドイツのハノーバーで9月20日、商用車見本市「IAA TRANSPORTATION」(2022年9月20~25日)が開幕した。モットーは「People and Goods on the Move(人とモノの移動)」で、輸 […]

ドイツのハノーバーで9月20日、商用車見本市「IAA TRANSPORTATION」(2022年9月20~25日)が開幕した。モットーは「People and Goods on the Move(人とモノの移動)」で、輸送・ロジスティクス分野を全般的に網羅する新しいコンセプトを展開している。今回は、世界42カ国から1,402社・機関が出展しており、国外からの出展者は全体の3分の2を占めている。商用車(トラック、バス)のメーカーとサプライヤーに加え、インフラ関連やテクノロジー企業など幅広い分野から出展者が集まった。

今回の見本市の主要テーマは、気候保護、代替駆動技術、デジタルネットワーキング、都市部で増加している配送需要に対応するコンセプトなど。

新しい出展コンセプトとしては、「IAAエクスペリエンス」の枠組みを通して体験や交流を重視した様々なフォーマットを展開している。

例えば、「IAAテストドライブ」では代替駆動技術を搭載した商用車に試乗することができる。「プラグ・アンド・プレイ・キャンパス」では、充電や水素充填のデモンストレーションを行う。「ラストマイル・エリア」では、未来の輸送・ロジスティクス、配送ソリューションを紹介している。

IAAは乗用車と商用車の見本市を交代で隔年開催している。商用車見本市は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(パンデミック)を受けて2020年秋の開催が中止となったため、4年ぶりの開催となる

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