オペル、AGR認定のエルゴノミクス座席の導入を進める

欧州自動車大手ステランティス傘下の独オペルは10月18日、背中や腰の健康を促進する独社団法人「アクチオン・ゲズンダー・リュッケン」(AGR)の認証を受けた座席の導入を進めていると発表した。同シートは人間工学(エルゴノミクス)に基づいた設計で、運転席で10段階、助手席で6段階の調整機能により最適な着座位置を設定できる。

AGRシートは現在、「アストラ」、「クロスランド」、「グランドランド」の3モデルにオプション設定している。今後、アストラのスポーツ・プラグインハイブリッド(PHV)モデル「アストラGSe」および「アストラ・スポーツツアラーGSe」にも専用のAGRシートを設定する。同専用シートの背もたれ中央にあるグレーストライプのアクセントは電気的に付けられたもので、量産車では初めて採用した高精度の技術という。

オペルは2003年に「シグナム」のシートで初めてAGR認証を取得した。

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