商用車大手ボルボ、空気圧監視システムのスピンオフ企業設立

スウェーデンの商用車大手ボルボグループは10月25日、ITエンジニアリング企業qamcom、および自社のエンジニアであるローマン・イウスティン(Roman Iustin)氏と合弁で、新会社「Fryqom」を設立したと発表した。大型車のタイヤ空気圧監視システムの自動調整機能を提供する。

現在、タイヤ空気圧の監視システムは手動で調整する必要があるが、イウスティン氏は自動調整によりこの作業を効率化する技術を開発した。同技術はボルボグループのアクセラレータプログラム「CampX」を通じて検証され、高い顧客価値が示されたことからスピンオフ企業としての設立が決まった。

欧州では2024年からすべてのトラックとトレーラーにタイヤ空気圧監視システムの搭載が義務付けられる。

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