ポーランド投資貿易庁(PAIH)はこのほど、韓国のリチウムイオン電池メーカー、ANPエネルテックが同国での工場新設を計画していることを明らかにした。建設予定地は南西部にあるヴァウブジフ経済地域(WSEZ)で、投資額は1億4,800万ズロチ(3,100万ユーロ)。100人を雇用し、2023年12月に操業を開始する予定。
新工場では電池部品を生産し、国内のドルヌィ・シロンスク県やシロンスク県にある韓国系電池メーカーの工場に供給する。
同社の李社長は、ポーランドでは電動車向けのカーボンナノチューブ(CNT)バッテリーの他、再生可能エネルギーやディスプレー向けの製品も生産していく意向を示した。