英JLRと仏BNPパリバ、欧州でモビリティ金融サービスの提供開始

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は20日、仏大手銀行BNPパリバと提携し、欧州顧客向けにモビリティ金融サービスを開始したと発表した。JLRの顧客とディーラーの双方に対して様々な資金調達手段を提供するのが目的。欧州9カ国で、レンジローバー、ディフェンダー、ディスカバリー、ジャガーの全ブランドを対象にサービスを展開する。

新サービスはJLRの長期的なブランド価値向上戦略「Reimagine」の一環。BNPパリバグループの専門性を活かして競争力のある金融ソリューションを提供していく。従来型の自動車金融に加え、株式金融、リース買取、長期リース、後払い決済(BNPL)、保険商品などのソリューションを用意し、あらゆるニーズに対応した統合的な金融サービスを提供する。

グループの消費者金融部門BNPパリバ・パーソナルファイナンス(BNPP PF)が融資、BNPL部門のフロア(Floa)が後払い決済、フリート部門のアーバルがリースとフリート管理、保険部門のBNPパリバ・カーディフが保険商品を提供する。 対象はドイツ、イタリア、フランス、スペイン、ベルギー、ルクセンブルク、オランダ、オーストリア、ポルトガルの9カ国。

上部へスクロール