First Hydrogenの第1世代FCEV、英Rivusが実証試験

ゼロエミッション車の開発などに取り組むFirst Hydrogenは3年29日、First Hydrogenが開発中の第1世代の燃料電池車(FCEV)を英フリート管理会社のRivusが実証試験すると発表した。

Rivusは、水素ステーションが設置されているバーミンガムとシェフィールド地域で1カ月間、実証試験を実施する。事前に計画されたルートを様々な運転状況下で走行し、テレマティクスや車載機器を通して車両の性能、効率、燃料消費などのデータを収集する。First Hydrogen のFCEVは1回の水素燃料の充填で400~600㎞を走行することができる。

Rivusは、英国全域に78カ所のガレージおよび約500のガレージパートナーを持ち、年12万台を超える小型商用車および大型トラックに保守・管理サービスを提供している。

First Hydrogenは、開発中のFCEVの実用試験を、スーパー大手、公益事業者、ロードサイドサービス、ヘルスケアサービスなどが参加するコンソーシアムAHFC(Aggregated Hydrogen Freight Consortium)を通して実施する計画で、RivusもAHFCに加盟している。

First Hydrogenは、カナダのバンクーバーと英ロンドンに拠点を持つ。

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