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2010/1/22

総合 – 自動車産業ニュース

英自動車買い替え支援、残り予算を割当て制に

この記事の要約

英国のビジネス・イノベーション・技能省は15日、自動車買い替え支援策(スクラップインセンティブ)が2月末で終了することを受け、残りの予算枠を自動車メーカーの人気に応じて割り当てると発表した。\ 政府は昨年5月、登録後10 […]

英国のビジネス・イノベーション・技能省は15日、自動車買い替え支援策(スクラップインセンティブ)が2月末で終了することを受け、残りの予算枠を自動車メーカーの人気に応じて割り当てると発表した。

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政府は昨年5月、登録後10年以上経過した自動車を一定の環境基準を満たした新車に買い替える場合、2,000ポンドを補助するスクラップインセンティブを導入した。英自動車工業会(SMMT)が先ごろ発表した統計によると、昨年下半期に登録された新車のうち20%がインセンティブを利用していた。また、昨年5~12月にインセンティブを利用して購入された車の二酸化炭素(CO2)平均排出量は走行1キロメートル当たり133.3グラムと、同期に登録された新車全体の平均である147.8グラムを7.8%下回っており、インセンティブが新車販売を押し上げただけでなく、環境面でも効果を挙げたことが明らかとなっている。

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