フォードの「Sync」、起亜の「UVO」など、自動車メーカーが車載マルチメディアシステムの開発でしのぎを削っているが、ドライバーの多くは必要性を感じていないようだ。独自動車コミュニティサイト「motor-talk.de」が実施しているオンラインアンケート(回答受付中)で、参加したユーザー(約1,900人)の半数以上が「車内インターネットは不要」と回答していることが明らかになった。「必要」と回答したのは4人に1人に過ぎないという。独業界誌『アウトモビール・インドゥストリー』(オンライン版)が報じた。
\理由では「ネット通信に気を取られて危ない」「スマートフォンで十分だから」といったコメントが目立つ。一方、車内インターネットの肯定派は「ガソリン価格を比較して、安いスタンドで給油できる」「ドライブ先で急に泊る所が必要になった時に手ごろな価格のホテルを探せる」といった利点を挙げた。
\コミュニティサイト側は「ユーザーの多くは車載マルチメディアシステムについて非常に偏っているか不十分な知識しか持ち合わせていない」と指摘。メーカーに対し、利点や機能などの情報提供を強化するよう勧めている。
\