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2010/2/19

一般・技術・その他 (旧)

ポーランドのグダンスク、極東との直通航路が開通

この記事の要約

デンマークの海運大手マースクの北欧州~東アジア航路(通称AE10)の新たな寄航地として、ポーランドのグダンスクが昨年12月から追加され、先月4日に同社のコンテナ船「Taikung」(積載量8,200TEU)がグダンスク港 […]

デンマークの海運大手マースクの北欧州~東アジア航路(通称AE10)の新たな寄航地として、ポーランドのグダンスクが昨年12月から追加され、先月4日に同社のコンテナ船「Taikung」(積載量8,200TEU)がグダンスク港の大水深コンテナターミナル(DCT)に初寄航。ポーランドと極東アジアを結ぶ初の直通航路が本格的に稼動した。

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「Taikung」の初寄航を記念する式典でターミナル運営会社DCTグダンスクのヴェンツェル社長は、「グダンスクDCTは、ポストパナマックス級の超大型コンテナ船の寄航が可能なポーランド唯一のターミナルであり、欧州~アジア間の貨物輸送のバルト海におけるトランジットの中心拠点として大きく成長する可能性を秘めている」と期待感を示した。マースクのAE10便は週1回のペースでグダンスクに寄航する。

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グダンスクDCTは2007年10月に開業した。44ヘクタールの敷地には650メートルの埠頭、コンテナ2万2,500基を収容できるコンテナデポや7,200平方メートルの倉庫設備などを備える。

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