米自動車大手フォードのルーマニア工場における生産台数が昨年9月の操業開始から今年1月末までで358台にとどまっていたことが、12日付けの現地紙『ジアルル・フィナンチアル』の調べでわかった。
\フォードは2008年、ルーマニア政府から南西部クライオバの自動車組み立て工場の資本の72.4%を買収し、昨年9月に軽商用車「トランジット・コネクト」の生産を開始。1月末までに生産したトランジット・コネクトの95%をドイツ、英国、ブルガリアなどに出荷した。
\クライオバ工場では今年、人気の小型車「フィエスタ」をベースにした新型車「B-Max」の生産をスタートする予定。フォードは同工場で今年は5万~6万台、11年に25万台、12年には30万台を生産する計画だ。
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