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2010/4/16

企業情報 - 部品メーカー

独AKSys、消音・シーリング事業の身売り先を決定

この記事の要約

昨年倒産した独自動車部品会社AKSys GmbH(ヴォルムス)の管財人は、同社に過半数出資していたミヒャエル・ファイスト氏(Faist ChemTec社長)とプライベートエクイティ会社のハノーバー・フィナンツに消音・シー […]

昨年倒産した独自動車部品会社AKSys GmbH(ヴォルムス)の管財人は、同社に過半数出資していたミヒャエル・ファイスト氏(Faist ChemTec社長)とプライベートエクイティ会社のハノーバー・フィナンツに消音・シーリング事業を売却することで合意した。売却は5月1日付で実施される。取引額など詳細は明らかにしていない。

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Faist ComTecとその金融パートナーであるハノーバー・フィナンツは、Aksysの消音・シーリング事業のうちドイツの2拠点(ヴォルムス、フランクフルト・アム・マイン)と国外拠点(ポーランド、スペイン、米)を従業員(合計650人)ごと引き継ぐ。一方、ドイツのクルムバッハとエルツェー(いずれもバイエルン州)の工場については「新たなポートフォリオ形成に適しない」として買収を断念した。

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AKSysは消音・シーリング材やショックアブソーバーなどの製造・開発を手がける。自動車市場の冷え込みにより経営が悪化し、09年5月に会社更生手続きの適用を申請、事実上倒産した。倒産後は管財人のハック・へーファー氏の管理のもとで生産を継続しながら、再建の道を模索していた。

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