2010/4/23

企業情報 - 自動車メーカー

アウディ、米国市場向け新モデル開発を検討

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車メーカー、アウディが米国市場向けの新モデルを開発することを検討している。米国事業の強化に向け現地生産も視野に入れるものの、既存モデルを分散して生産すると採算が合わないという。同社の […]

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車メーカー、アウディが米国市場向けの新モデルを開発することを検討している。米国事業の強化に向け現地生産も視野に入れるものの、既存モデルを分散して生産すると採算が合わないという。同社の米子会社アウディUSAのヨハン・ダ・ネイスン社長が『フィナンシャル・タイムズ(ドイツ版)』紙(21日付)に明らかにした。

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ネイスン社長は同紙に対しアウディの今後の生産戦略について、「世界的に拡大する方向で、中国、中東欧、米国での生産能力の拡大を検討している」と説明した。ただ、米国で現地生産するためには一定の販売数量を確保できるモデルが必要になるとの見解を示した。

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アウディはこれまで、米国市場向け車両を欧州で生産し輸出してきた。これまでに「A4」や「Q3」といった販売好調のモデルを米国でも生産する可能性を検討したが、同じモデルを2工場で生産すると採算が合わない問題があった。

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ドイツの高級車メーカーではダイムラーとBMWが米国に工場を持つ。両社の米国市場での販売台数はアウディを大幅に上回るものの、アウディも米国販売を急速に伸ばしており、新モデルの投入で販売をさらに拡大したい考え。ただ、同社長は米国向けのモデルについて、現時点では時期や機種についてまだ計画は具体化していないとしている。米国市場のアウディの販売は、2010年に9万台以上、2018年までには約15万台に拡大すると見込んでいる。

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